せんけん
めがび神社ラジオ
めがび神社の休日-お前は誰なんだ-
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めがび神社の休日-お前は誰なんだ-

音声は記事を分析してもらった

めがび神社は悪評の多い神社だ。

参拝者によって

  • 急に一万円を払わされる、というか勝手に出ていく

  • 痛いところをずかずか言われる

  • 運がよくなったと全く思えない(むしろ不運を受け取った)

なのに、参拝者が後を絶えない。
みんなM気質ですなあ。痛いところをつかれてるのに。

僕は思いながら、めがび神社の巫女さん「めがみこ」と話をしていた。

「今日も参拝者が多いね」
「ええ、大盛況で……ははは、何が大盛況ですかと、怒ってますわ」
「列をなして並んではいない、ぽつぽつ参拝者がいる状態ですもんね」

めがみこの甥っ子らが神社前で鬼ごっこをしていた。

「今日は参拝ネタないんですか?」
「たまあに休日もいいでしょ。ネタがないって」

僕は腕を組んだ。

「ふと思ったよ。ネタがないと記事を書けないのかって」
「確かにネタがないと、人が訪れに来ませんもんね」
「今、僕はめがみこと雑談してるでしょ。特にテーマを設けていない」
「マーケティングで見ると、大変人が訪れにくいネタですね」

休憩中のめがみこはお茶を飲んだ。

「めがみこの言葉からマーケティングが出るとは」
「そりゃ神社だって、立地すればみんなが来るべくして来る、なんて思っていませんよ。……来るべくしてくるは怠慢だって、言ってますし」

僕もお茶を飲んだ。

「そういえば、誰が言っているんだ。僕らはあえて主語を抜いているよね」
「そうですね。普通は神様ですけど、この神社は違いますからねえ」

--じゃあ、誰がしゃべってるの?

「めがみこ、今何か」
「私はしゃべっていませんよ」
「気のせいか。基本は神様でいいよね」

めがみこは腕を組んだ。

「神様って一つしかないと、思ってしまいますよね」
「一つであって無数でもある」

--言ってることがよくわからん。

「めがみこ、今何か」
「けんさんが言ったのでは?」

お互い、口を閉じる……何も聞こえない。

「そういえば来週祭りだよね」
「ええ、みこしをかついでくれるバイト募集は、もう終わりました」
「早いね」

めがみこは笑い、祭壇に目を向けた。

「せかしますからねえ」
「あそこでは色々突っ込んで、止めてくるのにな」

木々が大きく揺れた。

「こんなので怒らないでくださいよ」

新たな参拝者が訪れた。やあ、こんにちは。

あなたはこの神社に来る前、どんな悩みを持ってた?


たまにいつもの記事とは違う形を書いてみた。

どうして書こうと思ったのですか?

特に書くネタもなかったから。無理やり書いてみようと思ったら、毒にも薬にもならない記事を書いてしまった。

没にしないのですか

今までの自分なら没にしていた。無益だし価値が崩れる話でもないし。読んでる人の役には立たないだろうと思った。

先日こちらの記事をあげた。

有益でないと記事を上げてはいけない

僕自身が思い込んでいた。だから有益でないむしろ読んでて意味のない記事を、あえてあげた。

有益を決めてるのはあなたですか

もちろん。この記事に人が来るのかどうかすらわからん。誰も来ないかもしれない。心底どーでもいい内容だから。

もし「いいね」や「拡散」があったら

そりゃびっくりするよ。例えばいいねを押した人に尋ねたいもん。
「この記事のどこに、いいねを押す要素あった」って。

さあ、私は読者ではありませんから

だよな。

今回の記事、何か試してますか

自分の中にある「こうでなければ価値がない」を崩してるのかもしれない。例えば「有益な情報を書かないと、価値がない」思ってる自分。
普段有益な情報を書いているからこそ(自分の中で)、あえて無駄な記事を書いてみる。今までは没にしていた無駄記事を、あえて乗せる。

「ゆるみを出していいよ、有益でなければと、自分を追い詰めなくていいよ」

自分が未来あるいは過去の自分に伝えようとしているのかもしれない。
なので今回は記事タイトルは適当だし、マーケティング活動、リサーチ、キーワード絞り込みなど、普段記事を載せる前にしてる編集を、極力してない。

誰も来なければどうします

いいんじゃないの。

白旗を上げたのですか

最初から白旗だよ。だからこそ自分の中で予想もしない展開が来たら、びっくりするし「それを待っていたんだよ、分かった、俺」とできる。

本当に今日はいつもと違いますね

たまあにこういう時があってもいいと思う。今日も僕の中で実験をしてる。どうなるか楽しみだ。


音声はこの記事を元に、自由にしゃべらせています。

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